2011年 02月 09日
たまには余所の話も |
23年春改正は総じて減量となるため目立った地上設備の改良がありませんが、直接ダイヤに関わるであろう祝園駅の改良工事を観察してきました。
工事の概要としては、相対式2面2線(+中線跡地)を相対式2面2線+留置線2線に変更するというもので、
昨年の京田辺以西7連化の際に中線の跡地を新上り線に切り替え、現在は元上り線の位置に留置線を新設するという段階にまで進展してます。 現在の配線の概略図がこちら。左側が木津方、右側が京橋方です。グレーの部分は保守用車用の側線なので今回は触れません。
下の2線が新設される留置線で、信号機の標識から上側が3番線、下側が4番線となるようです。
そして現在使用している上側2線は上側が京橋方面への下り線、下側が上り線の名称で使用されています。
また上り線から京橋方へまっすぐ伸びている突き当りの線も今回新設されているもので、おそらく引上線になるものかと。
木津方の場内信号機は今回取材していないので省略しました。また、各信号機の現示および付属の進路表示機も後述の理由のため省略しています。
上り線ホームから木津方を。工事を行う気配は一切感じられません。 同じく上り線ホームから次は京橋方を。上り線は昨年移設された関係で枕木を含めまだ汚れが目立ちませんね。
右側の2線が留置線になるであろう線路。運転士用の昇降台と出発信号機が見えます。
ご覧のとおり若干無理をして有効長を稼いでいるので7両対応かと。 3,4番線の木津方。ご丁寧にこちら側にも昇降台があります。こちらの方が駅舎に近いのでどちらかというとこちらがメインでしょうが。
架線・ATS地上子・車止めとこれだけ揃ってますので、さすがに保線用ではないでしょうw 駅隣接の踏切から京橋方。
作業着の方がいらっしゃるのが新設の引上線。写真のシーサスは今のところ京橋方本線~下り線の片たすきにしか使われていません。 さらに京橋方に移動しまして、こちらは上りの場内信号機。左の使用停止の信号機の札は上3・4場内と書かれています。
取り扱い上、下り線には入れない構成になっていますね。現行のダイヤではまったく必要ありませんので無理もありませんね。 駅の方向へ戻ります。これは引上線の入換信号機と下り快速列車。
写真ではわかりにくいですが、小規模な駅によく見られる3進路式(外部リンク 東邦電機工業さんのpdf)ではなく、英数字で進路を表示する多進路式のものでした。
あくまでも推測ですが、上り線、下り線、3番線、4番線の4進路に対応しているためかと思われます。 最後は構内~京橋方への信号機です。
左から下り線(出発信号機+入換信号機)、上り線(入換信号機のみ)、3番線(出発信号機+入換信号機)、4番線(出発信号機+入換信号機)。
上り列車が下り線に進入できないのと同様に、上り線から下りの京橋方に進出できないシステムになっています。
また各線の入換信号機に進路表示機がありませんので、引上線への1進路だけということですね。
3番線、4番線には出発信号機が備わっており、宝塚線塚口駅のように留置線から直接回送列車として発車できる設計になっているのが特徴です。
京橋方から留置線への進入・進出が比較的容易な構造となっていますので、早朝夜間に同志社前もしくは京田辺発着の列車の停泊を睨んだものかと思われます。
入換信号機を使えば木津方からでも進入できますが、木津の先には奈良電車区もありますので、実際に定期的に運用されるかというと?ですね。
工事の概要としては、相対式2面2線(+中線跡地)を相対式2面2線+留置線2線に変更するというもので、
昨年の京田辺以西7連化の際に中線の跡地を新上り線に切り替え、現在は元上り線の位置に留置線を新設するという段階にまで進展してます。
下の2線が新設される留置線で、信号機の標識から上側が3番線、下側が4番線となるようです。
そして現在使用している上側2線は上側が京橋方面への下り線、下側が上り線の名称で使用されています。
また上り線から京橋方へまっすぐ伸びている突き当りの線も今回新設されているもので、おそらく引上線になるものかと。
木津方の場内信号機は今回取材していないので省略しました。また、各信号機の現示および付属の進路表示機も後述の理由のため省略しています。
右側の2線が留置線になるであろう線路。運転士用の昇降台と出発信号機が見えます。
ご覧のとおり若干無理をして有効長を稼いでいるので7両対応かと。
架線・ATS地上子・車止めとこれだけ揃ってますので、さすがに保線用ではないでしょうw
作業着の方がいらっしゃるのが新設の引上線。写真のシーサスは今のところ京橋方本線~下り線の片たすきにしか使われていません。
取り扱い上、下り線には入れない構成になっていますね。現行のダイヤではまったく必要ありませんので無理もありませんね。
写真ではわかりにくいですが、小規模な駅によく見られる3進路式(外部リンク 東邦電機工業さんのpdf)ではなく、英数字で進路を表示する多進路式のものでした。
あくまでも推測ですが、上り線、下り線、3番線、4番線の4進路に対応しているためかと思われます。
左から下り線(出発信号機+入換信号機)、上り線(入換信号機のみ)、3番線(出発信号機+入換信号機)、4番線(出発信号機+入換信号機)。
上り列車が下り線に進入できないのと同様に、上り線から下りの京橋方に進出できないシステムになっています。
また各線の入換信号機に進路表示機がありませんので、引上線への1進路だけということですね。
3番線、4番線には出発信号機が備わっており、宝塚線塚口駅のように留置線から直接回送列車として発車できる設計になっているのが特徴です。
京橋方から留置線への進入・進出が比較的容易な構造となっていますので、早朝夜間に同志社前もしくは京田辺発着の列車の停泊を睨んだものかと思われます。
入換信号機を使えば木津方からでも進入できますが、木津の先には奈良電車区もありますので、実際に定期的に運用されるかというと?ですね。
by kisyuji
| 2011-02-09 23:13
| 実車/JR